バスパーは睡眠薬?抗不安薬?使用方法などもご紹介します

抗うつ剤、抗不安薬、睡眠薬の役割を果たす薬にデパスがあります。これまでは個人輸入でも通販購入できましたが、輸入規制がかかり病院でのみの処方となりました。

そんななか、デパスの代替品と言われているバスパー・ジェネリックへシフトする人も少なくないようです。

今回はバスパー・ジェネリックについてご紹介していきたいと思います。

バスパー・ジェネリック(バスポン)とは


バスパー・ジェネリックはDeva Holdings社によって開発・販売されています。
バスパー自体は日本の病院でも処方されていますが、バスパー・ジェネリックは個人輸入でのみ購入できます。
有効成分はバスパーと同じくブスピロンで、薬の効果も同等です。
デパスの代替品として最近から知られるようになりましたが、デパスはベンゾジアゼピン系の薬であるのに対し、バスパーは非ベンゾジアゼピン系です。

非ベンゾジアゼピン系の薬はベンゾジアゼピン系よりも依存性、認知機能障害、鎮静作用、離脱症状、反跳現象、筋弛緩作用が大幅に弱く安全が高いとされています。

バスパーには抗不安薬と睡眠薬の効果があります

バスパーには抗不安薬と睡眠薬の二つの顔があります。

不安障害やうつ病、これらと併発しやすい不眠症に効果的です。
幸せホルモンであるセロトニンの作用を高め、不安や興奮を抑え症状を改善させてくれます。

改善したい症状によって薬の使用法が変わります

バスパージェネリックは抗不安薬、睡眠薬のどちらを目的として使用するかで服用方法が変わります。

【抗不安薬として使用する場合】
1錠5mgの用量を1日に2~3回、水かぬるま湯で服用します。
効果が現れるのが、服用を開始してから約1~2週間後です。
1日の服用量を増やす場合は5mgずつ、3日程度の間隔をあけながら増量しましょう。
1日の最大服用量は60mg(12錠)を超えないようにしてください。

【睡眠薬として使用する場合】
就寝前に1回10mgを水がぬるま湯で服用します。

アルコール、グレープフルーツとの組み合わせは効果を弱める原因となりますので、摂取しないようにしましょう。

バスパー・ジェネリックの副作用

バスパー・ジェネリックの副作用は以下が報告されています。

・頭痛
・眠気
・立ちくらみ
・倦怠感

睡眠薬として使用している場合は眠気が起こっても問題ありませんが、抗不安薬として使用する場合、眠気には十分な注意が必要です。
車の運転や高所で作業する予定がある時は服用は避けてください。

重い副作用症状には味覚障害、性格が変わるといった症状が一部報告されています。
バスパー・ジェネリックを服用してから明らかに以前と違う場合は医師の診察を受けるようにしましょう。

併用禁忌薬

バスパー・ジェネリックの併用禁忌は、その他の抗うつ剤、抗パーキンソン病治療薬などです。

併用すると副作用症状が強く現れる危険性があります。

また、以下の方はバスパー・ジェネリックを服用できません。

・ブスピロンアレルギーを起こした事がある
・肝臓疾患
・腎臓疾患
・てんかん治療中
・妊婦・妊娠している可能性がある

どんな不眠症状に効果的?

どんな不眠症状に効果的?

バスパー・ジェネリックを睡眠薬として使用する場合、6~7時間の睡眠効果が持続します。

バスパー・ジェネリックが有効な不眠症状は、夜中途中で何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」、起床予定時刻よりも2時間以上早くに目が覚める「早朝覚醒」、寝ているのに寝た気になれない「熟睡障害」があります。

これらの症状に悩まされ、かつ通販で睡眠薬の購入を検討している場合は、バスパー・ジェネリックを候補にいれ不眠症改善のアイテムとして取り入れてみましょう。

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